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エチレンガスについて

"エチレンガス"は、野菜や果物が熟成・老化していく過程で発生する植物ホルモンの1つで、別名"成熟ホルモン"、"老化ホルモン"とも呼ばれています。

エチレンガスを多く出すものには、リンゴやトマト、キーウィ、バナナ、メロン、アオウメ、モモなどがあり、これらをホウレンソウやコマツナといった葉菜類の野菜の側に置くと傷みを早めることになりますが、中にはブドウやイチヂク、サクランボ、トマト、ニンニク、タマネギなどのようにエチレンガスの影響を受けにくいものもあります。

企業ではエチレンガスのこのような性質を利用して、イチゴなど出荷調整をすることによって価格を高くすることのできるものに対しては収穫後すぐにエチレンガスを除去しておき、市場に出荷される量が減って需要が高くなったら今度はエチレンガスを注入して半熟成させたものを出荷したり、逆に、濃度の高いエチレンガスを最初から注入して短期間で太いモヤシを生産することなどのできる特殊なシステムを導入しているところが増えています。

他にも、ゼオライトという天然の鉱物でエチレンガスを酸化させて無害な物質に変換したり、野菜や果物を保管している場所で二酸化チタンを塗ったそれらの容器を光触媒によって反応させてエチレンガスを水と二酸化炭素に分解して鮮度を保持する技術も実用化されています。

("光触媒"として使用されている二酸化チタンは、太陽や蛍光灯の光が当たることによってその表面に強力な酸化が起こりエチレンガスや細菌などの有害物質を除去することができるもので環境浄化材料として注目されている物質です。)

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